青年海外協力隊に参加するために、自動二輪免許をとるお話
青年海外協力隊が内定した後は、バイク免許をとりました
と言っても、全員ではありませんし、全体の中で活動時にバイクに乗る隊員は少数です。
任国で二輪の運転が必要と判断された場合(おそらく現地からの要請や、調整員の判断、OB隊員の声)は、派遣決定後に「小型自動二輪免許」を取得する必要があります。
ちなみにMT指定です。
小型自動二輪、普通自動二輪 どっちがいい?
小型自動二輪(125cc以下)で良かったのですが、私は普通自動二輪(400cc)にしました。
普通自動二輪のメリット
- 将来的に大きいのが乗れる(250ccが乗りやすさ的にも経済的にもよさそう)
- 小型よりも講習が充実(実技のコマ数が多い)
- 取得までに要する日数(合宿)も費用も小型とそんなに変わらない
活動が終わって振り返ると、小型自動二輪でも差し支えなかったです。
結果、最終の検定試験で一回不合格になったので、小型自動二輪にしておけば、貴重な休日を検定に潰したり、お金(再受験料や往復交通費)が節約できたり、何より「次も不合格だったら...」ってハラハラドキドキしなくて済んだかもしれません。
が、ストレートに合格すれば、上記の通り、かかる日数も費用も変わらないので、私はどっちでもいいと思います。(結局それかい)
どうやって免許をとったか?
選択肢としては、通いか合宿の2択かと思います。
勤めている人だと当然休日問題があるのでなかなか合宿という選択肢は難しいと思いますが、私は合宿でとりました。
ちょうどシルバーウィークの時期で、仕事を休まないと行けない日数も通常より少なく、仕事も閑散期だったので、休みも比較的とりやすかったので。
自動車学校は、掛川自動車学校。
ストレートに行けば、7日間でとれます。
決め手は、
•費用が安かった(ホテル泊でいろいろ込みで8万くらい?だいたい)
•最短でとれる(他は講習の都合で長くかかるところもあった)
あとは、「安心コース」というものがあって、卒業までの補修と卒検の費用を保証する
というものが良かったです。
一回でも延びたり卒検に落ちると、「安心コース」に入っていた方が安くつきます。
しかし誤算だったのが、卒検に落ちると、
•講習が最低2日間のびる
ということ。
卒検は週3回(しかも朝イチのみ)しかなく、一回卒検に落ちると補講を受けないとならないのです。
会社の有給をつかってき来ている(しかも予想に反して繁忙期になってしまった)
ので、2日間のびるなんて無理。
なので、必然的にもう一回くる(東京と掛川を往復)ことになります。
となると、貴重な週末1日フルつかって、ほぼ始発で掛川に向かい、
掛川東京往復の1.5万を追加負担することに...
講習の諸々は書くと長いので省略しますが、
一回目(合宿の採取日)の卒検でスラロームでパイロンをスコーンと吹っ飛ばしたため、不合格。
ワケあって次の週に受けれなかったので(尾瀬に遊びにいった)ので
2週間後ガチガチになりながらも、なんとか卒検を合格することができました。
ちなみに、女性の一発合格率はあまり高くないようです。
私の回は9人中4人の合格のやや狭き門でした。
なので、同じような状況(現職で二輪取得の自信のない方)へのポイントとしては
- 卒検に落ちると何日のびるか確認
- 合宿最短日+1回卒検落ちた場合の余裕をもって休暇をとる
- 絶対ホテル宿泊(合宿所はヤンキーと学生で心が荒むこと必至)
- PCや語学学習グッズをもっていく(実技以外はヒマなので、レポートや語学勉強がはかどるはかどる)
卒検合格後は?
自動車学校では免許交付はできないので、住民票のある市町村の免許センターで交付手続きをする必要があります。
が、基本平日しか開いておらず、なかなかハードルが高めです。
混み具合によりますが、小一時間で交付されました。
免許が交付された後は、JICAに「免許取得報告書」を提出してひとまず完了です。